先日のツイートの話です。
10/6根本交流センターにおけるまいたーん!では、概ね楽しく遊んで楽しく終了したものの、ある卓で小学生の数人が途中でゲームをやめてしまったということがありました。
早い話が、途中で他の卓のゲームを見てそっちがやりたくなったということです。
この件について、大袈裟に取り上げる気はありませんが、どういうスタンスで主催者として考えているのか?
というところは周囲からすると、気になるのかな?と思いました。
所長が考えること
なので、見解だけ申し上げたいのですが、まいたーん!のゲームは最長1時間程度。長いゲームをやっているわけじゃないし、一度始めたゲームは最後まで遊ぶのが基本です。
小学校に入りたての1年生でも、まいたーん!では途中でゲームを放棄することはまずありません。はじめてのケースでした。
所長はその場の判断で、やめてしまった2人を卓から引き取って、別のゲームを遊んでもらいました。
理由は…..第1に卓を回してくれていたインストラクターの方の負担を減らしたかったからです。
卓から途中で離れることを奨励しているという受け取り方をされると辛いのですが、とにかくその場はそうしました。
そういう経緯です。
そして、やれること
今回はちょっと不幸なケースが重なっていたのですが….2020年の開催から、考えていたことを実施しようと思います。
①初参加の子供さん(10歳以下くらい)は大人と一緒に参加することを推奨する
②2回目以降は小学校3年生以上を目処に、単独参加も歓迎する
あまり縛りを入れすぎるのはよくありませんからね。ゆるいルールを設けるくらいでいいかなと思ってます。
大抵の場合、子供は大人がいなくても普通にゲームできますから。大人は全体的に子供を侮りすぎなんです。彼らの自主性を阻害してはいけない。
ここからは、持論っぽくなって暑苦しいんですが…..
まいたーん!もそうですが、多くのボードゲーム会は教育機関ではありませんので、ボードゲームを使った教育とか、いわゆるボ育ては最終目的ではないですよね。
「親子で遊べるようになる」とか、「コミュニケーションを育む」とか、そういうものは副産物であって、本来ゲームは「楽しい」という感情を得ることが目的。
今回の卓離脱の件においても、「最後までやりなさい」と、その子たちを卓に強制的に参加させることよりも……離した方がまだ「楽しい」を損なわないですよね。
それは参加したい人にとっても、離脱したい人たちにとっても。
ただ、その子たちが他の人の楽しく遊ぶ時間を奪ったのは事実なので、それはよくありません。
「ボードゲームを楽しく遊ぶ」というのが会の目的なので、ボードゲームを楽しく遊べないのであれば、それは違うところに行った方が良いということになります。
ただ、上でツイートしたことでもありますが、そういうことを学ばないまま大きくなる子もいることにはいるのです。
でも、学ばなくても理解している人はたくさんいますからね。個人差が大きいです。
いずれにしても私たちがなにかを強制することはできないし、しません。せいぜいおススメするくらいです。
話はちょっと変わりますが
行き詰まりを感じてしんどそうな人、辛そうな人は大抵人間関係で悩んでいると思います。それは、合わない人と一緒にいたり、合わない場所にずっといたりするからですよね。で、無理に合わせようとして辛くなっていく。
頑張ってもこれ以上は合わせられないと感じたら、速やかに離脱するべきなんですよね。本来は。
強制感で、幸せになったり楽しくなることはないと思います。とはいえ….世の中には、強制や押し付けを好む連中が数多く存在しています。
かれらはそれを正しいことだと勘違いしたまま生きています。そういう輩とは関わらないのが最善手です。
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